シャープ（6753）国内電機大手の初外資傘下入り。
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日本を代表する電機大手会社のシャープ（6753）が25日
臨時取締役会で、台湾の電子機器受託製造大手の鴻海（ホンハイ）精密工業
の傘下に入り、経営再建を図ることを全会一致で決議したとか。
でも偶発債務（訴訟や会計変更などで将来返済義務の発生する恐れがある債務）
の中に売買交渉の資産調査で開示する責任があったにも関わらず、開示してなか
った内容があって契約は延期に。
鴻海はシャープ（6753）の買収は断念してないと言っているが、今回シャープ
（6753）がやってしまったことは間違いなくマイナス印象で、どうなるのやら。
まあ個人的には、外資傘下に入るのはちょっとなぁ・・・
鴻海は7000億円規模で産業革新機構は3000億円規模の出資規模ですが、産業
革新機構は新たに2000億円の融資枠を設定して、みずほ銀行と三菱東京UFJ銀
行に新たな金融支援と、両行が保有している2000億円分の優先株をほぼ無償で
消却を求めるなどして支援効果は1兆円とまで巻き返しを図ったらしいのですが、
鴻海が事前に1000億円を保証金として支払っていたので、鴻海との話を蹴った
場合に善管注意義務違反に問われる可能性があったために多くの取締役の判断は
鴻海にいったのでしょうね。
どちらにせよ、経営再建がうまくいけばいいですね。
ちなみに、投資をする上でこういった表面的な時事ネタも大事ですが、もっと
ディープに情報が必要ですよね。
私が個人的に利用しているのが、投資顧問アドバイザーというところで、いろ
いろ参考になる会社がのってるので便利ですよ。
